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お知らせ 133
イギリスと欧州連合のブレグジット交渉による免税車両の運行

イギリスと欧州連合(EU)間のブレグジット(Brexit)時点についての協議が難航中であり、現在ブレグジットが延期される方向で協議が進行中ですが、その時点がいつに確定されるか予測が不可能な状況で展開されています。それゆえブレグジット以降、免税車両のイギリスへの進入および運行について下記のようにご案内いたします。

ブレグジット以前=(まだ) 現在

まだ全てのことが自由です。免税車両のイギリスにのピックアップ・リターン、イギリスへの進入・運行など全て可能です。関税などはご心配なさることはありません。しかし、いつブレグジットが開始されるか誰も分からないので、弊社はこうした不確実性に対応するため、イギリス(ロンドン)で出発・返却する新規契約を暫定的に中断しています。また、下記のようなブレグジット以降の状況についてもご注意ください。

ブレグジット以降=いつになるか分からない時点
  • 免税車両でイギリスを進入する前なら、進入の際、新車価格(車兩の平均価4万ユーロ台)の約10%に該当する関税を納付しなければならないので、イギリスへの免税車両の進入が「事実上」不可能になります。長期旅行によるシェンゲン協定順守目的(90日間のノービザ滞在)でイギリス旅行を計画なさった場合なら、バルカン半島などの代案国家への旅行をご考慮してください。
  • 免税車両として既にイギリスに進入した状況なら、イギリスから移動して他国に免税車両を返却すると関税は免除されますし、イギリス(ロンドン)で返却の際は上のような関税納付の対象になります。但し、ブレグジット以前イギリスで免税車両をピックアップし、イギリスから移動せず返却する場合は、関税納付対象から除外されます。

ブレグジットに関連する、イギリス政府の政策的混乱が続いている状況の中、弊社はお客様に関連内容を直ちにお伝え致すために努めています。しかし、リアルタイムのご案内は不可能なので、免税車両でイギリスを旅行なさるお客様は、ブレグジット関連ニュースを必ず旅行に参考ください。

この情報は事前予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。